宅建の“人気の理由”宅建試験TOP

宅建

宅地建物取引主任者試験、いわゆる宅建試験の最大の特徴は、その受験者数の多さにあります。宅建試験の受験者数は例年、18万人前後で推移しています。同じ不動産系の資格である管理業務主任者試験やマンション管理士試験の受験者数は2万人前後。そして、人気資格である行政書士や社労士でさえ6~7万人前後であるのと比べると、宅建試験の18万人という受験者数の多さがよくわかると思います。

資格試験において、受験者数というのは人気のバロメータでもあるわけですが、それでは、他資格を圧倒するほどの受験者数の多さを誇る宅建の人気の理由はどこにあるのでしょうか?

まず、宅建の人気の理由のひとつとして、「使える資格」である点が挙げられます。もちろん、使えない資格などないわけですが、他の資格の場合、「使える」場面がどうしても限定されてしまいがちです。その点、宅建はさまざまな場面で活用することができます。
宅建と言うと、不動産のイメージが強いことから、不動産業界に勤める人のための資格だと思い込んでいる人が意外と多いのですが、実はそんなことはありません。たとえば、住宅を作る建設業界や、不動産を担保に融資を行う金融業界に勤める人たちにとっても、宅建は有用な資格なのです。事実、平成23年度の宅建試験における合格者の職業別構成比を見てみると、不動産業は27.7%に過ぎず、あとは建設業や金融業を始めとした、他業種の人たちで占められています。つまり、不動産業にかかわらず、さまざまな業種の人たちが取得を目指しているからこそ、宅建は、これほどまでに受験者数の多い(=人気の高い)資格となっているわけです。

そして、宅建の人気の理由のもうひとつは、その合格率の高さにあります。行政書士や社労士の合格率が約8%であるのに対して、宅建試験の合格率は約16%、およそ2倍となっています。国家資格でありながら、比較的容易に取得することができ、おまけにさまざまな業種で活かすことができるわけですから、宅建資格に人気が集まるのもうなずけますよね。

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