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このページでは、毎年10月の第3日曜日に実施される宅建試験の内容について、出題範囲や出題形式などを中心に確認しておきたいと思います。

まず、宅建試験は全50問からなり、問題はすべて、4つの選択肢の中から適切な解答を1つ選ぶ四肢択一&マークシート方式となっています。これらを、2時間という制限時間の中で解いていくこととなります。

宅建試験には、試験科目というものがありません。その代わり、「試験の基準及び内容」というものが定められており、それに基づいて試験が行われます。「試験の基準及び内容」によると、宅建試験の出題範囲は、以下の7つの分野からなります。

①土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること。

②土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること。

③土地及び建物についての法令上の制限に関すること。

④宅地及び建物についての税に関する法令に関すること。

⑤宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関すること。

⑥宅地及び建物の価格の評定に関すること。

⑦宅地建物取引業法及び同法の関係法令に関すること。

分野ごとの出題数については、年度によって多少の増減があるのですが、例年、②権利及び権利の変動、③法令上の制限、⑦宅建業法に関する問題だけで全体の8割以上を占める傾向にあります。ちなみに平成23年度の、分野ごとの出題数は、①2問、②14問、③8問、④2問、⑤3問、⑥1問、⑦20問となっています。
また、宅建試験には、特別な講習を修了した者を対象にした免除制度があります。具体的には、登録講習修了者は、上記①と⑤の範囲の問題計5点分が免除されて、全45問(試験時間は1時間50分)で試験が行われることになります。

それでは「全50問中、何点取れば合格できるのか」と言いますと、宅建試験においては、明確な合格ラインが定められていません。ここ5年間の合格点と合格率をまとめると、このようになります。

  H21 H22 H23 H24 H25
合格点 33点 36点 36点 33点 33点
合格率 17.9% 15.2% 16.1% 16.7% 15.3%

この表を見ますと、全体の7割、35点が合格の目安と言えそうですが、しかし平成22、23年度のように、35点取っても合格できないこともありますので、油断は禁物です。

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