» 合格後の進路①

宅建試験合格後の進路として、不動産会社への就職・転職を考えている人も多いかと思います。そこで、このページでは、試験勉強をするだけではわからない、不動産会社の特徴や、そこでの具体的な業務内容などについて、紹介したいと思います。

不動産会社と言うと、大規模に事業展開をしている企業を想像しがちですが、実際には、従業員数5人未満の小さな事業所がほとんどです。もし安定した固定給を望むなら大手企業、逆に、宅建資格を活かして歩合給でガンガン稼ぎたいなら、中小規模の事業所に就職・転職すると良いでしょう。

また、一口に「不動産会社」といっても、さまざまなタイプがあります。自社で仕入れた土地に、マンションや戸建住宅を建設して販売する開発・分譲業者。土地や建物に関して、売買・賃貸の仲介を行う流通業者。所有する不動産を貸して、賃料収入を得る賃貸業者。マンションやビルなどの設備管理を行う管理業者。一般的には、以上の4つのタイプに分類することができます。

4種類ある不動産会社の中で、宅建資格をもっとも有効に活用することができるのは、流通業者です。資格と業務内容の相性もさることながら、雇用条件や収入、そして将来の独立・開業を考えても、流通業者は魅力的です。ちなみに、流通業者もさらに2つのタイプに分類することができます。ひとつは、「売買」を中心に仲介する会社。もうひとつは、「賃貸」を中心に仲介する会社です(両方を行っている会社もあります)。
宅建資格を活かす上で、どちらが良いということはありません。特に独立・開業を考えていないのなら、どちらのタイプの会社に就職・転職しても問題ないでしょう。ただ、もし独立・開業を視野に入れているのなら、売買と賃貸の両方を経験しておくことをおすすめします。

そして、不動産会社での具体的な業務内容には、以下のようなものがあります。
◆物件の価格査定
◆情報収集
◆営業・チラシの作成
◆現地案内
◆契約条件の交渉
◆重要事項説明書の作成・説明
◆契約の立ち会い
◆住宅ローンの手続き補助

このうち、「重要事項説明書の説明」や「契約」における記名押印などは、宅建主任者の独占業務となっています。宅建試験の試験勉強の段階から、このあたりについては、重点的に学んでおくと良いでしょう。

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